国際教養振興会からのお知らせ
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投稿日:2021年12月7日
しめ縄プロジェクト in リンデンホール・スクール小学部
7日は、福岡はリンデンホール・スクール小学部さまでのしめ縄プロジェクト!
私としては、リンデンさんでの取り組みは、私たちが掲げる国際教養の理念からみてもとても重要なものであるように感じています。
なぜなら、リンデンさんは小学校の段階から常に日常英会話が飛び交う学校で、中高等部は九州で初めて国際バカロレアに認定された進学校だからです。
こうした国際色豊かな学校が私たちのような伝統文化教育にも強い理解と関心を示してくださることは、まさに私が考える「国際教育」のあり方そのものだと思っております。
やはり、国際舞台に立つにはきちんとしたアイデンティティを持つことが大事だし、そんなルーツに触れる体験を幼少期に迎えることは、子供たちにとってもとても大切なことだと思うんですよね。
それだけにリンデンさまでの取り組みはそうした考えを実践する一つの証明でもありますし、非常に重要なことだと思っております。
例えば、私と同世代40〜50代は詳しい意味は理解していなくても、それなりの年中行事や伝統行事を迎えておりました。
しかし、残念がら、現代の子供たちの多くは、そうした経験に乏しいのが現状です。
これは一つに核家族をはじめとした家庭顕教の変化や地域社会の衰退、個人主義的価値観の台頭などが上げられると思うのですが、もし、こうした理解もなければ経験もない子供たちが大人になった時、果たして、そのまた子供たちにどれほど日本の伝統や習慣を伝えようという感覚が残るのでしょうか。
少なくとも、今の環境で私たちが子供たちに与えられる伝統的・文化的な機会は極めて限定的であることは否めないと思います。
であればこそ、少しでも学校でこうした経験を与えることは、実は結構大事なことなんじゃないかなぁと思うんですよね。
今年はリンデン様を含めて、4校の小学校が私たちの活動を迎えてくれております。
目指すは全国の小学校。
先はまだまだ長い話ですが、少しずつでも、こうした理解を示してくれる学校が増えているという事実は、私たちにとっても実にありがたいことですし、大きな支えになってくれております。
ということで、現在、福岡には3名の認定講師がおりますが、ここから福岡でのしめ縄プロジェクトは始まって参ります。
ぜひ、一緒に日本の伝統文化教育を盛り上げていきませんか?
来年、福岡は大きく前進します!
東條英利 拝
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