国際教養振興協会は、国際社会の一員としての意識を持つ「国際教養人」の創出を支援しています。

さて、続いても小学校ということで、こちらは今年では３年目を迎える北区立王子小学校での「しめ縄プロジェクト」。

今年も５年生を対象に３限と４限の2コマを使って、このしめ縄プロジェクトを開催させていただきました。

こちら王小でのプロジェクトには、PTAの方々をはじめ、子供達の一部ご父兄も参加くださっておりますので、非常にローカル色豊かな開催となっております。

今では、そこに私たちICPAの認定講師メンバーが各児童に指導しておりますが、将来的には地元の方達だけで運用できる体制というのを構築できればいいなぁと思っております。


特に今回の開催では、行政の方の視察に訪れてくださいました。

私としても地元に貢献できるのは嬉しいですし、何とか、この東京北区を「伝統文化教育」を大切にする街づくりの一環として、この「しめ縄プロジェクト」を北区内の小学校に定着させていきたいと考えております。

まだ、今の所、北区での開催は王子小学校だけですが、既に開催に前向きな学校も現れ始めております。

多分、来年は少なくとも２校〜３校の開催が実現できるのではないかと多い期待を寄せているところです。

ただ、そうなると「教える方も増やしていかなければいけない！」ということで、認定講師を多数養成していくことは、この小学校事業だけの話ではなく、全体的にも言えることから、今後、そのあたりの巻き込み方も考えていかなければいけないと思っております。

そういう意味では、この北区での取り組みは、学校事業における一つのロール・モデルとして、講師と地元のサポーター（簡易なヘルパーさま）から成り立つ体制を構築し、他の地域での参考になれるよう、うまく確立していきたいと思っております。

現在、東京北区だけで３５校の小学校があると言いますが、子供達にこうした伝統文化に触れる機会を創出することはとても大事なことだと思いますので、ここにある子供達の喜びの声を全国に広げていきたいと思っております。


この北区小学校構想はもしかしたら台風の目になるかもしれませんね。

皆様もお仲間になってくださーい！

東條英利　拝