国際教養振興会からのお知らせ
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投稿日:2022年6月30日
東京都北区教育関係者向けしめ縄プロジェクト体験会を開催
この度は、東京都北区の小学校関係者さまに向けて、はじめての「しめ縄プロジェクトの説明会&体験会」を開催させていただきました。
私も初めて「しめ縄づくり」に触れたのが、2012年のことなので、そこから数えると今年でちょうど丸10年となります。
そこから地道に繰り返し、2015年になって初めて全国プロジェクトへ移行し、2017年には初海外であるロサンゼルスにまで挑戦するに至りました。
そして、2019年、ようやく、公立の小学校としては初めて授業の一環として「しめ縄プログラム」が採択され、徐々にではございますが、地元の理解も得られるようになって参りました。
とりわけ、本プログラムは、私たちが「お正月文化」と呼んで日本古来の風習として、その意義や価値を伝えて参りましたが、それでも世の中には「宗教」とタブー視される方もいる訳で、ある意味、本当に繊細なことなんです。
それだけに私たちもそのあたりには十分に配慮しつつ、公立の学校で認められたことは、大いなる一歩であり、また、私たちの大きな自信の一つにもなりました。
もちろん、その間、このコロナによって、存続が危ぶまれた時期もございました。
それでも、多くの方の高い理解と熱い想いによって支えられ、何とか継続でき、こちら王子小学校でも「このコロナ下でもこの活動だけは止めてはいけない」という力強いご理解のもと、3年間続けさせていただきました。
そうした中で迎えた体験会。
今回、私たちの呼びかけに王子小学校の関係者はもちろん、この他同じ北区からさらに5校の小学校関係者、そして、板橋区からも幼稚園関係者がご参加くださいました。
私たちとしても、まずは北区全域にこの活動を広げ、最終的には全国の子供達にこのプログラムを届けられたらと願っております。
現在、北区には34校もの小学校がありますが、今回、ご参加が叶わなかった学校も含めれば、約20%の学校が視野に入ることになります。
もし、そうなったらそれだけも大きなことです。
もちろん、こうした学校すべてが今年からすぐに始めるワケではありませんが、みなさんが「これは面白い、子供達に伝えたい」と感じて頂ければ、近い将来、必ず大きな実を結ぶと信じております。
現在、大阪や奈良の小学校でも同様に開催させて頂いております。
また、私立となりますが、福岡でも取り組ませて頂いております。
まずは、全国で10校の採用を目指して頑張りたいと思います!
ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
子供達にこうした文化的な体験を提供することは、今後の日本にとって必ず意味を成すことだと信じております。
もし、皆さまの周囲の学校でもこうした取り組みにご関心ございましたら、ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
一般社団法人国際教養振興協会
代表 東條英利 拝
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