国際教養振興会からのお知らせ
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投稿日:2023年12月2日
No.16.しめ縄プロジェクト in 高千穂神社(宮崎)
さて、続くこちらも今回、初となるエリアと神社さまでの開催。
そう、宮崎県は高千穂神社でございます。
神話の聖地での開催とあって、非常に喜ばしい限りではございましたが、ご案内がうまく進まなかったため、参加規模としては非常にコンパクトな会となりました。
それでも久々に後藤宮司にご挨拶ができましたし、何より参加者の中に高千穂町役場の方がいらっしゃって、非常に関心を持って頂けましたので、来年は氏子関係を中心に大きく展開できるのではないかと、非常に良いご縁を賜ることができました。
さらには、高千穂に来ること自体が久々でしたので、プロジェクトが始まる前に天安河原宮にも立ち寄らせていただきました。
以前、来た時はあまり良い写真を撮ることができませんでしたが、今回はいい写真を収めることができました。
さすがはIphone(笑)。
しかも、プロジェクト終了後は、地方の公民館で夜神楽をやると伺い、実際に観に行くことにしたのですが、これはもう最高。
お代はいらない、可能であればお神酒で、というので、近くのディスカウント・ストアでお酒を購入して向かいました。
外には炎がくべられ、平屋の建物に入ると、部屋の中央に神楽の舞台が広がり、それを囲むように地元の地域が談笑しながら見守る。
太鼓の演奏が始まると、演者は傍に控え、中には中学生くらいの若い子の姿もちらほら目に映る。
聞くと、ここの夜神楽は夜通し行うようで、踊り続けているとトランス状態に入ると言っておりましたが、そうだろうなぁと思います。
もちろん、高千穂神社でも夜神楽をやっておりますが、どちらかと言えば、そちらは観光向けで、ここにある世界は地元の人で行う、まさに土着の風習の再現であり、まさに日本の原風景と言えるのではないでしょうか。
神楽の演奏は、スピーカーで大きく夜空に響き渡る。
都心では騒音がどうとか言われるのでしょうが、こうした光景は守っていきたいものですね。
最後の最後、とても良い経験をさせていたしました。
来年は高千穂でもしめ縄プロジェクトが大きく展開できるかも。
一般社団法人国際教養振興協会
代表理事 東條英利
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