国際教養振興会からのお知らせ
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投稿日:2023年12月14日
No.27.しめ縄プロジェクト in 岡山学芸館清秀中学校(岡山)
さて、中国地方最後の会場がこちら岡山学芸館清秀中学校。
昨年に引き続きの開催となりましたが、ある意味、今年の開催の中でも極めて印象的な会場の一つとなりました。
まずは昨年同様、留学生が参加され、その人数も昨年以上。
とりわけ、印象深かったのが、昨年はちょうどウクライナからの避難学生が体験され、テレビでもその様子が報じられたのですが、今年も参加され、明らかに作る技能が向上している(笑)。
しかも、お正月に関するクイズを毎回出すのですが、最初の質問の正解者が、オーストラリアからの留学生一人という大番狂わせな展開となり、大いに盛り上がりました。
その後、実は高校と中学校混成の農業部がありまして、そちらで子供達が神社さまに奉納するしめ縄を作らせたいというオファーがあり、今回は通常のしめ縄プロジェクトに加え、農業部の学生さんたちに別途指導することになりました。
通常のものは、二人1組となって作りますが、6尺、いやもっとか、かなり大尺のしめ縄を作るというので、6〜7人ほどのグループとなって作ってもらったのですが、なんでしょう、子供達が力を合わせて作る姿は何とも感動的で、子供達も大変誇らしげでした。
しかも、当日は夕方から気温が下がって寒かったと思いますが、そうした文句も言わず、頑張る姿に素直に感動しました。
同時に役割を決めて、グループで作る姿をみて、あれ、これ、チーム・ビルディングとかにも有効なんじゃ?などとちょっとしたアイデアも閃き、私自身もいろいろと良いヒントを頂く一日となりました。
そういう意味では、このしめ縄づくり、藁細工業界は、高齢化の進む斜陽産業とも言われますが、こうした学生たちと何かしらのアクションを起こすことで、何か大きく変わる機会を頂けたように思います。
実際、学校側ともあるプランをお話しておりますが、こちら学芸館さまとの取り組みは今後、要注目となること間違いなしですね。
また、ご報告できる段階でお知らせします。
そんな一日の締めは同校の卒業生がやっているというラーメン屋さんへ。
何やらミシェランにも掲載されたと聞きましたが、めちゃくちゃうまかった。
いやぁ、ほんと、皆さん、優秀。
一般社団法人国際教養振興協会
代表理事 東條英利 拝
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