国際教養振興会からのお知らせ
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投稿日:2023年10月30日
No.6.しめ縄プロジェクト in Afeeci(メキシコ)
続いての会場は、同じくPilaresの関係者から実現した会場で、Affeciと言う、日本で言うところの学童とか、児童養護施設にあたるような施設での開催となりました。
このため、参加者の大半が子供達で、厳しい家庭環境を強いられている子供達も数多く含むため、日本人はおろか、日本に対してもよく分からないという方たちが大半を占めました。
それでもPilaresの職員の皆さまをはじめ、施設の職員の方々のご協力もあって、何とか無事に終えることができました。
とりわけ、こちらの施設のある場所そのものが治安的にもあまり良いような場所とも言えないので、何より無事に終えることができたことが非常にありがたく思います。
別の機会にJicaや国際交流基金のメキシコ事務局にも訪問しましたが、今回、私たちが開催した場所には、彼らが知らないというくらい、非常にローカルなところでの開催を含みますので、今回の取り組みはそういう意味でも非常に大きい意味や価値を含んでいるんじゃないかと感じております。
要は、普段に日系人ですら及んでいないところもやれた訳ですから、異文化交流という点から見ても非常に有益なんじゃないかと思うわけです。
そして、実際、そうした子供達にも体験頂きましたが、皆さん、とても楽しんでくださり、改めて、このプログラムの汎用性の高さは伺えたんじゃないかなと思います。
プログラムの終盤には、職員の方々から感謝状もいただき、私たちにとってもこれは大きな財産となりました。
なぜ、日本のしめ縄を海外でやるのか。
その答えを一言で申し上げるのは難しいのかもしれませんが、「喜んでくれる方々いる」それだけでも大きな理由になるんじゃないかなと思います。
それくらい、文化の持つ力というのは大きいんです。
最後は皆さんで簡単な食事をして帰りましたが、皆さん、本当に温かい人たちばかり。
とても良い経験をさせていただいております。
今日、体験してくださった子供達の中から一人でも日本に興味を持ってもらえたら嬉しいな。
一般社団法人国際教養振興協会
代表理事 東條英利 拝
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