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投稿日:2015年1月16日

<カルチャバトン 大阪開催のお知らせ> 伝統染織技術から考える日本人の色彩文化

20150204

<2/4(水)開催 カルチャバトンの会in大阪のお知らせ>
「伝統染織技術から考える日本人の色彩文化」


「何を変え、何を守っているのか」

日本に永く伝わる文化の継承者をゲストに迎え
日本文化の素晴らしさを参加者の皆様とともに学ぶ
「カルチャバトンの会」を大阪で開催することになりました。

記念すべき第1回目のテーマは”日本の伝統色”です。

ゲストに、江戸時代から200年以上続く染屋「染司よしおか」五代目当主、
吉岡 幸雄 氏をお招きいたします。

奈良時代〜平安時代にかけてはじまったとされる染色芸術。

皆さんもご存じの”源氏物語”
読んだことのある方はお気づきかと思いますが、
約80あまりの異なる色の名前が出て来ます。

当時、植物染というとてもシンプルな手法でありながら、
とても高い技術力は後世の日本の色や染色技術に大きな影響を与えました。

そんな日本古来の植物染による伝統染織の技を復活、伝承に取り組まれている
吉岡氏は、墨絵に見る黒白、渋い灰色や茶色を好む「侘び寂び(わび さび)」の美学は、
日本の伝統的な色彩文化のうちのある一方の観点にすぎないと語ります。

今回は、吉岡 氏から日本古来の染色技術のお話を伺いながら、
日本人の色彩感覚、四季の変化を汲んだ染色技術、そして、
色彩文化に対する考え方への理解を深めていきたいと思います。

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カルチャバトンの会 in 大阪

[主題]    「伝統染織技術から考える日本人の色彩文化」
[日時]     平成27年2月4日(水)18時30受付/19時00分開始  
[会費]     ICPA会員2,000円/一般3,000円
[会場]     大阪市中央公会堂
         大阪府大阪市北区中之島1-1-27


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【ゲストプロフィール】
染司よしおか
五代目当主 吉岡 幸雄

1946年、200年続く染屋の長男として京都市に生まれる。
家業の継承を嫌い、ジャーナリストを志望するも、
父常雄(大阪芸術大学教授)や伯父(日本画壇 吉岡堅二)の影響で
日本の美術工芸への関心は断ち切りがたく、自らが代表となり、
美術工芸図書出版「紫紅社」を設立。
1988年、「染司よしおか」五代目当主を嗣ぎ、
染師福田伝士と二人三脚で植物染による日本の伝統色の再現に取り組む。
2010年第58回菊池寛賞受賞。12年第63回NHK放送文化賞受賞。


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