国際教養振興会からのお知らせ
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投稿日:2023年11月5日
No.8.しめ縄プロジェクト in さくら学園(アメリカ)
さて、続いての会場はアメリカ。
まぁ、アメリカに関しては、2017年と2019年と過去2度にわたって開催したことがありましたが、今回は、ロサンゼルスではなく、サンフランシスコということ。
また、日系人のみではなく、現地ローカルも含めた対象となるため、正月講座を日本語ではなく、英語でやること。
という大きな違いがあって、特に2点目の英語での開催は私、東條にとっても非常に大きなチャレンジとなりました。
それでも、過去二回の経験が活きておりますので、稲ワラに関しては、当初からご縁を授かった幸田ファームさんから手配させていただきました。
ただ、以前のものより明らかに丈が短い。
これはメキシコでお世話になった農業エンジニアの近藤さんからも偶然お聞きした話ですが、どうやら気候変動の影響もあって、お米が収穫できる地域が南下してきており、カルフォルニアでの収穫が厳しくなってきているというお話をききました。
もしかしたら、その影響なのかぁと思いつつも、メキシコではかなり粗悪な状態のワラも含んでいたので、その綺麗な出来栄えに感動すら覚えました。
そうそう、もともとやっていたプロジェクトの稲ワラはこんな感じと(笑)。
そして、今回、ご一緒させていただくことになった「さくら学園」さまは、サンフランシスコの日本語学校で、プロジェクト前日には、学校の子供達全員の教室をまわって、少ししめ縄のお話をさせていただきました。
全部で13コマもありましたので、こちらの方がもしからしら大変だったかも(笑)。
そして、迎えた当日。
大変多くの方にご参加いただき、初めての英語での正月講座を披露させていただきました。
出来栄えば・・・全然ダメでした(笑)。
まぁ、一応、一通り、お話はできましたら、やはり実地経験が少ないため、まだまだ自分の言葉になっていないところがあって、あと、100回はやらないとものにはならないかもしれません。
ただ、やってみるということが大事で、現場を経験することで、自分の中でどこがうまく話せていないのか、また、表現として、聞いてみる皆さんの顔をみて、理解されていないのか、というのがよく分かりますので、本当に良い経験をさせて頂いたと思っております。
特に、私もこうした神社・神道の存在ではなく、宗教という安易な言葉ではなく、日本人が長年培ってきたライフ・スタイルであり、日本人観の根源のような存在と考えて参りましたので、これを如何に海外の人につたられるか、というのを意識して、この15年活動して参りました。
ですので、ここで初めてその集大成を披露できたというのは、私自身にとっても非常に大きな財産となったわけです。
ということで、今回の海外遠征はこれにて終了。
かなり時間はかかりましたが、「国際教養×しめ縄プロジェクト」の可能性がここに来て一気に開けてきました。
来年はこうした経験を踏まえて次のステップに移行して参りたいと思います。
さくら学園の皆さま、ありがとうございました。
一般社団法人国際教養振興協会
代表理事 東條英利 拝
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