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国際教養振興会からのお知らせ

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投稿日:2024年11月9日

[01・02]初日、BAN ROM SAI での開催、無事に終了!


ということで、今回、最初の会場となるBan Rom Sai さん。

親がHIVの感染などで困窮している子供たちを擁護する施設で、今回、最初の会場がこちらとなりました。


また、今回はこちらの施設の支援も兼ねて、同施設が運営する宿泊施設を利用することに。

一件一件のコテージ・タイプの宿で、いやー、とっても素敵。

如何にも東南アジアへ来たー!という感じで、ここに来てようやくタイへ来たという実感がふつふつと湧いて参りました。

ただ、まずはチェックインがてら、施設の案内を受けて、「こちらが共有スペースです」と案内された時、ササッと黒い影が冷蔵庫の下へ。

「あ、蛇だ」ということになり、「すいません、捕獲しておきますね」となりましたが、何だろう、モヤモヤする(笑)。

とにかく、この日の予定は二本立て。

一本目は、養護施設の児童向けで、講義はもちろん、タイ語。

ですので、今回、川口社長のスタッフ、エンさんが一緒に参加してくれて、チェンマイのタイ語は彼女が担当してくれることになりました。


そして、二本目は、現地にお住まいの日本人。

こちらは当然のことながら、日本語が大丈夫なので、私、東條が担当。


ただ、一つ問題があって、プロジェクターならびに投影するスクリーンもない、ということで、パソコンに表示しつつ、あとは口頭で進めることに。

まぁ、こんなのはトラブルの一つには入らない!ということで、それぞれを13時、16時スタートの2回でこの日の開催は始まりました。

まずは養護施設の子供たち。


こちらはセキュリティの関係上、お顔の分かるお写真の掲載はNGとなっておりますが、みーんな、とても可愛らしい子供たちでした。

講座の時は少々緊張感の漂う状況でしたが、しめ縄づくりが始まると子供たちも大はしゃぎ。

このプログラムの良さはどんな子でも相応に楽しめる、その気軽さにあると思うのですが、今回もそんな感じ。


どこまで理解頂けたかは分かりませんが、タイの方々にしめ縄文化を体験いただく、貴重な一歩となりました。

続いて、日本人向けのイベント。

会場は同じ敷地の別の建物ということで、こちらもとても良い感じ。


南国を感じさせる会場で、やはり色々なところでやれるというのは私も非常に嬉しいはなしでございます。

こちらはチェンマイにお住まいの日本人が中心で、一部、現地の山岳民族と一緒に住まれた経験をお持ちの方もいらっしゃって、話を伺うと、タイの山岳民族は日本の神道に非常によく似ているそうで、依代を使い、祭祀を行い、鳥居に似たものもあるという話を聞きました。

おそらく、文化の流通からみて、何か共通するところ、また、何かしらの関連があるのかもしれないということで、「一度、調べてみてはいかがでしょうか」とご案内いただきましたが、確かに面白いそう。


神道の源流は、アニミズムでこのアニミズムは世界的に発生している自然信仰ではありますが、その進化の過程で、日本は独自の祭祀文化を作り上げてきました。

今の神社は、どちらかというと仏教や儒教といった外来宗教の影響を強く受けておりますが、それ以前の古神道はまさしく、こうした山岳民族とも同じような形態ですので、いわゆる照葉樹林文化の類似性は、民族の移動も含めて、極めて興味深い事案だと思います。

もう少し落ち着いたら、こういったところを調べてみるのも良いかもしれませんね。

良きヒントをいただきました。

ということで、こちらの第二部も無事に終了。


皆さま、「知らなかった!」と正月講座をとても喜んでくださり、私も大変楽しかったです。

中には、インドと繋がりの方もいらっしゃって、「インドでもやってみませんか?」と言われました。

・・・やりたーい!(笑)

次のターゲットは、インドか!?かどうかは分かりませんが、こういう広がり方って本当にご縁の賜物ですので、いろいろと前向きに捉えて参りたいと思います。

とにかく、無事に最初のイベントが終了!

皆さま、お疲れ様でした。

東條英利

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