国際教養振興会 活動報告
Report
投稿日:2022年12月7日
(PROJECT18)しめ縄プロジェクト in 城山みどり幼稚園(東京)
さて、本日はある意味、今年最大の山場と言っていいかもしれません。
東京は板橋区の城山みどり幼稚園での開催です。
一応、幼稚園での開催は、昨年まで神奈川のつるみね幼稚園で既に経験済みでしたが、今回の開催は、園児たちの数も相当のものながら、何より保護者が参加されないというかなりハードなメニュー。
しかも、当初、下の子は2歳児からと伺っておりましたので、その点はさすがに厳しいいので、協議を重ねた結果、2〜3歳児までは飾り付けを楽しんでもらい、4〜5歳児にはしめ縄づくりに挑戦してもらうという構成で臨むことにしました。
と言っても、それでも4〜5歳児だけでも160名近くおりますので、まぁ、とにかく、大変だったわけです(笑)。
しかし、これが結果的には私たちにとっても非常に良い経験となりました。
それは地域ボランティアさんの成長です。
実は2〜3児の子供達が飾り付けをする輪飾りを私たちの方で準備する必要があったのですが、100個以上も製作しなければなりませんでした。
そこで東京の協会理事が中心となって、製作することになり、ひとまず、幼稚園に集合して製作を試みようとしたところ、北区の小学校で展開している地域ボランティアの皆さまがこれに呼応してくださり、多くの方々が、この2〜3児向けの輪飾り作りに協力を申し出てくださったのです。
おかげさまで、輪飾りの事前準備も完了し、また、いくつもの輪飾りを皆さんが作ることで、ボランティアの皆さまの作る技量までもが著しく向上しました。
このため、以降の小学校開催における準備はさらにスムーズになり、より深く協会の理念や活動を知っていただく、良い機会にもなりました。
こういう社会活動を楽しんでいただけるというのは本当に嬉しいことですね。
さらには、このしめ縄プロジェクト当日にもお集まりくだったため、最終的には10名近くの認定講師に加え、多くの地域ボランティアも集まり、幼稚園の保護者ボランティアを含めて、総勢40名以上の大人を集めることができました。
これは本当にすごいことだと思います。
そして、東條のお正月講座も園児向けにカスタマイズをして、小さなお子さんでもかなり分かりやすくなるように工夫をしましたが、園児たちも積極的に参加してくださり、とても楽しい会となりました。
中には、退園後、「お正月クイズ〜!」と言って、お母さんにその日に学んだ内容をクイズにしてくれる園児もいたようで、きちんと文化のタネを子供達の中に植えることができたかなぁとなんだかとても嬉しく思います。
そして、私たち自身も小さな子どもたちに教えるというスキームがさらに深まったので、今後、幼稚園などで迎える際にもとても参考になりましたし、自信がついたと思います。
最後、今回の企画をしてくださった3人のママさんも感動して感涙されておりましたが、何だかいいことをしたなぁと私たちもジーンとくるものがありました。
子供たちに日本文化のタネを植える。
ある意味、しめ縄プロジェクトの原点を感じさせる会だったかなぁと思います。
一般社団法人国際教養振興協会
代表理事 東條英利
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