国際教養振興会 活動報告
Report
投稿日:2015年9月15日
9月14日広島支部 第3回オープン講座(家紋)を開催いたしました
2015年9月14日(月)広島市中区にて、
広島支部第3回オープン講座〜家紋のルーツとアイデンティティ〜を開催いたしました。
今回は、紋章上繪師3代目の波戸場 承龍様をお招きし、
広島支部のメンバーを中心とした大勢の参加者の皆様に、紋切遊び「紋切型」を体験いただきました。
ひろしまケーブルテレビ副社長の川島宏治様のナビゲートで、まずは家紋に関する基礎知識を伺いました。
中でも興味深かったのが、サンフレッチェ広島の由来でもある毛利家の家紋です。
この家紋は、オリオン座の中央に直列する3つの恒星と一文字から“打ち勝つ”という意味を込めているそうです。
講義の後は紋切型のワークショップにうつりました。
紋切型は障子の穴をふさぐなどの用途があり、女性の嗜みのひとつとされた遊びです。
ワークショップ中の会場は基礎知識を学んだ時間の明るい雰囲気とは一転して、
皆様真剣に黙々と折り紙み向かい、綺麗な紋切型を作成いただきました。
綿密な角度計算から導き出された紙の折り方、
ハサミの入れ方で紋様が現れるおもしろさを体験できたのではないでしょうか?
今後は、これまで紋切型に馴染みのなかった方やお子様、海外の方とも一緒に行い、
遊び感覚で文化を継承していただきたいと感じる例会になりました。
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