国際教養振興協会は、国際社会の一員としての意識を持つ「国際教養人」の創出を支援しています。

一般社団法人 国際教養振興協会

会員のお申込みはこちら

国際教養振興協会について

国際教養人 8ヶ条

Eight Basics of ICPA

国際教養振興協会が提言する「国際教養人8ヶ条」

当協会では、「国際教養人」を「グローバルな視野とローカルなマインドを併せ持つ人材」として、以下8つのポイントを掲げております。前半の4つは、自身を起点にその取り巻く社会環境をそのスケールの違いによって区分し、これらを自己のアイデンティティを示す大切な社会領域として、まず、その存在を前向きに受けれることを推奨しております。

つづく、後半の4つは、そうした社会環境の中で自らが示す大事な技能ということで、自身が社会に対して還元すべき大切な能力を表しております。「自らのアイデンティティを大切にしながら、国際社会の一員として適切な能力を育む。」当協会ではこの「国際教養人8ヶ条」の実践を積極的に推進して参ります。

国際教養人8ヶ条

国際教養人8ヶ条

自身のアイデンティティを司る4つの社会に対する理解

1.国家観
自国(日本)に対する理解
自分自身が生まれ育った国に対する理解と感謝を深め、
その一員としての自覚と誇りを持つ。
2.地域観
地域(地元)に対する理解
自分自身が生まれ育った地域に対する理解と感謝を深め、
その一員としての自覚と誇りを持つ。
3.社会意識
社会(仲間)に対する理解
自分自身が生活を共にしてきた仲間(学校や会社)に対する理解と感謝を深め、その一員としての自覚と誇りを持つ。
4.家族意識
家族(家族・先祖)に対する理解
自分を産み、育ててくれた家族、そして、そのルーツにあたる先祖に対する理解と感謝を深め、その一員としての自覚と誇りを持つ。

上記関連する社会において実践すべき4つ社会的資質

5.道徳心
自律的精神・利他の心構え
自分本位の考えに固執せず、「おかげさま」の謙虚さを以って社会に臨み、その規範となるような振る舞いに励む心。
6.行動意欲
受動的ではなく能動的な心構え
人任せ、無関心・無関係を装うのではなく、社会の一員として自ら主体性を以って考え、行動する意欲。
7.理解力
差別ではなく区別のできる俯瞰的考察力
感情的な判断ではなく、俯瞰的かつ冷静な視点をもって
分別の判断ができる理知的な思考。
8.表現力
思考を実現する確かな技術と創造力
自分の考えや意志を表現出来る確かな技能と知識を養い、
自分の役割を世界に還元できる力。